貸倒れやデフォルトについて調査|SBIソーシャルレンディングの元本割れリスクを徹底分析

 

SBIソーシャルレンディングのロゴ

SBIソーシャルレンディングとは

概要

お金を借りたい人と、貸したい(お金を運用したい)人をマッチングさせる金融マーケットサービスです。一般的には「ソーシャルレンディング」と呼ばれる貸付型のクラウドファンディングサービスに分類されます。

「SBIソーシャルレンディング」はインターネット証券や銀行業などの総合的な金融サービスを営むSBIグループが運営している「ソーシャルレンディング」を指します。

仕組み

SBIソーシャルレンディングの仕組みとは

個人投資家のお金を、借り手に貸して運用するという内容です。かんたんに言うと、銀行の代わりに個人投資家がお金を貸して、その利子を得ることができる金融商品です。

メリット

借り手側のメリット

銀行よりも少ない金利の負担でお金を借りることが出来ることです。

貸し手側(投資家)のメリット

リスクを取る分利回りのいい資産運用ができることです。

サービスの特徴

✅1万円から少額投資ができる

利回り3%~10%ほどの分配金を毎月もらえる

株やFXなどと違いチャートを見て値動きチェックが不要

 ※利回りや元本は必ずしも保証されるものではありません

貸倒れ・元本割れ・デフォルトリスク

用語解説

まず「貸し倒れ・元本割れ」とは、投資した金額が全部または一部返ってこない(償還されない)ことを指します。これはつまり投資による収支がマイナスになってしまうことを意味します。

似た言葉として「デフォルト」があります。これは債務不履行を意味していて、投資金額の償還が約束通りに行われないことを指します。投資した金額が損失するリスクということになります。

例えば、100万円を年利5%で1年間運用する商品に投資をしたとします。この場合、予定通りに運用がされれば1年後には100万円が返済されますが、投資では何かしらの理由で100万円が減るリスクもあります。

それを貸し倒れや元本割れ・デフォルトなどと呼びます。

過去の運用実績

さて本題ですがSBIソーシャルレンディングでは、元本償還の実績が公開されていて、毎月分配日に情報が更新されていて最新の情報を閲覧することができます。

結論から言うとすべてが安全とは言えません。過去には投資したお金が100%返ってきていない(元本割れ)こともあります。

ファンドごとの平均損失割合は約8.7%です👀

SBIソーシャルレンディングでは4つのタイプのファンド商品が用意されています。以下ではそれぞれの商品ごとの運用実績について元本割れの有無を確認していきたいと思います。

一旦ファンドの運用が終了した商品に絞り、デフォルト(元本割れ)がどれくらいの割合で発生しているかを調査してみました。

商品名

運用終了

デフォルト・元本割れ

損失割合

オーダーメード型ファンド

112

5

4.46%

不動産担保ローン事業者ファンド

112

6

5.36%

カンボジア技能実習生支援ローンファンド

7

1

14.29%

個人向け無担保ローンファンド

43

12

27.91%

2020217日現在

なお問い合わせたところ現在では個人向け無担保ローンファンドは新規では取り扱いが終了したとのことでした。リスクが高いですからね

SBIソーシャルレンディングの公式サイトで詳細は閲覧できます。

低リスクな投資商品の選定方法

過去の運用実績に基づいて、可能な限り安全に投資できる方法をご紹介します。

運用利回りだけで判断しない

運用利回りが高いからという理由だけで判断をするのは危ないです。利回りが高いということは何かしらのリスクが考慮されているケースが多いです。なので高利回りなファンドはなぜ利回りが高いのかということ考えて、慎重に投資判断をするようにしましょう。

例えば、SBIソーシャルレンディングの中で年利10%という高利回りで提供されている「カンボジア技能実習生支援ローンファンド」は、損失率は約15%と他に比べてリスクが高い結果になっています。

損失リスクの低いファンドを選定

まずは先程の損失割合で見ると、「オーダーメード型ファンド」「不動産担保ローン事業者ファンド」の2つがデフォルトや元本割れをせずに投資金額が償還される可能性が高いことがわかります。

オーダーメード型ファンド

不動産担保ローン事業者ファンド

借り手(債務者)の調査

現在は、借り手の匿名化が解除されています。そのため投資家登録をしている方であれば、SBIソーシャルレンディング上で以下のように借り手企業の具体的な情報を閲覧することができます。

SBIソーシャルレンディングの借り手の会社情報

また設立が1年以上の企業であれば、貸借対照表(BS)や損益計算書(PL)などの財務情報を閲覧することも可能です。

SBIソーシャルレンディングの借り手の財務情報

行政処分リスク

調査する中でSBIソーシャルレンディングに対する行政処分は見つかりませんでした。

運営会社である「SBIソーシャルレンディング株式会社」は東証一部上場の総合的に金融サービスを行う「SBIホールディングス株式会社」です。

ソーシャルファンディングを行う会社の中では、1番信頼性が高いと言っても過言ではありません。

「SBIホールディングス株式会社」概要

商号 SBIホールディングス株式会社
英文表記 SBI Holdings, Inc.
本社所在地 〒106-6019 東京都港区六本木一丁目6番1号
代表電話 03-6229-0100
事業内容 株式等の保有を通じた企業グループの統括・運営等
設立 平成11年7月8日
資本金 92,018百万円
発行済株式数 236,556,393株(自己株式を含む)
決算期 3月
従業員数 連結 6,906名 / 単体 217名
役員構成
代表取締役社長(CEO)
北尾 吉孝
代表取締役副社長(COO)
川島 克哉
代表取締役副社長
中川 隆
代表取締役副社長
髙村 正人
専務取締役
森田 俊平
取締役
山田 真幸
取締役
日下部 聡恵
取締役
吉田 正樹
独立社外取締役
佐藤 輝英
独立社外取締役
竹中 平蔵
独立社外取締役
鈴木 康弘
独立社外取締役
久保 純子
常勤監査役
藤井 厚司
常勤監査役
市川 亨
監査役
多田 稔
監査役
関口 泰央

出典:https://www.sbigroup.co.jp/company/information/profile.html

過去に行政処分を受けた事業者

ソーシャルファンディング事業者で今までに行政処分を受けている会社・サービスは以下の通りです。詳細は割愛させて頂きますが、金融庁や関東財務局のHPより過去の行政処分内容が公開されています。

みんなのクレジット

株式会社みんなのクレジットが運営するソーシャルファンディングサービスで過去に2度行政処分を受けています。

現在、サイトは閉鎖されています。

http://m-credit.jp/

ラッキーバンク

ラッキーバンク・インベストメント株式会社が運営するソーシャルファンディングサービスで過去に2度行政処分を受けています。

現在、サイトは運営されているものの新規会員登録は停止になっています。

https://www.lucky-bank.jp/entry/agreement

maneo

maneoマーケット株式会社が運営するソーシャルファンディングサービスで過去に1度行政処分を受けています。

現在、サイトは運営されているものの借り手申請の新規受付はさていません。

https://www.maneo.jp/apl/regist/temporary/lender

グリーンインフラレンディング

トラストレンディング

エーアイトラスト株式会社が運営するソーシャルファンディングサービスで過去に1度行政処分を受けています。

現在、サイトは運営されているものの既存会員のみ公開がされています。

https://www.trust-lending.net/c010_home/v020login

会社倒産リスク

親会社である「SBIホールディングス株式会社」の直近の業績は以下の通りです。

売上・利益ともに増収増益となっており、毎年継続的に企業として成長を遂げています。

また自己資本比率は、約10%と一般的に考えると資本力が乏しい印象ですが、金融業で考えると問題ない水準と言えます。倒産リスクは低いと判断できるかと思います。

  前期 2期前 3期前
決算期 2019年3月期 2018年3月期 2017年3月期
会計方式 IFRS基準 IFRS基準 IFRS基準
決算発表日 2019年4月26日 2018年4月26日 2017年4月28日
決算月数 12か月 12か月 12か月
売上高 351,411百万円 337,017百万円 261,939百万円
営業利益 82,082百万円 72,863百万円 43,767百万円
経常利益 83,037百万円 71,810百万円 43,139百万円
当期利益 52,548百万円 46,684百万円 32,455百万円
EPS(一株当たり利益) 231.43円 220.54円 159.38円
調整一株当たり利益 205.42円 196.88円 146.52円
BPS(一株当たり純資産) 2,000.82円 1,937.72円 1,856.47円
総資産 5,034,124百万円 4,535,964百万円 3,850,001百万円
自己資本 456,675百万円 427,815百万円 377,992百万円
資本金 92,018百万円 81,681百万円 81,681百万円
有利子負債 962,965百万円 571,277百万円 518,977百万円
自己資本比率 9.1% 9.4% 9.8%
ROA(総資産利益率) 1.10% 1.11% 0.93%
ROE(自己資本利益率) 11.88% 11.59% 8.66%
総資産経常利益率 1.74% 1.71% 1.24%

出典:https://profile.yahoo.co.jp/consolidate/8473

 

その他リスク

ファンド募集時にアクセスが集中した影響で一時的にシステム障害が発生したとのことです。詳細はこちらにお知らせがあります。

まとめ

結局はソーシャルレンディングでは投資する個々の案件を選ぶことよりもその大本である会社選び・業者選びが非常に大事になってきます。

かんたんな見分け方としては、不祥事によって失うものが大きい会社かどうかです。そういった会社は基本的には対策もしっかり講じているケースが多いです。

特に上場企業であれば株価を気にします。仮に何か起きたとしても風評被害からの株価下落を防ぐために、スピーディーに誠心誠意対応するはずです。

あとはシンプルに不動産に精通しているかどうかは大事なポイントです。

不動産はブラックボックスで専門知識や業界歴の長さが良い取引ができるかに影響してきたりします。特に法人同士の取引では未だに情報は足で稼ぐという文化です。なので会社の社長やメンバーのバックグラウンドについても調査しておくとより安心です。

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